強盗に襲われないようにするための防犯対策ノウハウまとめです。以前は空き巣など捕まりにくい犯罪が多かったですが、最近は強盗などが増えていて、そのための情報調査も周到になっています。事前に知って強盗対策しておきべき防犯ノウハウをまとめました。
強盗対策が重要
強盗事件が増えている
最近は強盗なんかも増えてますよね。怖いですよね。資産がある人の情報を記した特殊な名簿なども出回っていて、犯人グループもしっかり狙ってるようです。適当に行動したりしてないんですね。タンス預金、住人の性格までリストには記載されてます。一人暮らしだということも分かっていて、空き巣ではなく、在宅中に集団で押し入るということです。怖いですよね。アルソックやセコムなど通報システムや防犯カメラなどは必ず導入しておきたいですよね。
犯人グループは事前に詳細な情報を持っている
14都府県で強盗事件が広がっています。犯人グループは押し入る家について事前に詳細な情報を持っていて入ってきて、
- 家に入ってきて金庫が設置されていたという2階に直行した
- 「子供から多額の現金が入ったはずだ」と言っていた。
- 「金庫が二つあって1億円あるはずだ」と言っていた。
全部分かっているようです。
被害者が寝ていた1階の寝室の窓ガラスを割って侵入してたということなんですが、やはり「どこから入っていけばいいのか」ということも分かっていました。
事前の不審電話は家いる時間をチェックされていたのかも
それまでに1か月ほど、不審な電話がかかってきていた場合、これがアポ電の場合もあります。営業の電話なのかと思いきや、家いる時間をチェックされていたのかもしれません。
強盗グループは特殊詐欺のグループとも関連
こういう犯人達がグループで動いてるというのも怖いですよね。またこの強盗グループは特殊詐欺のグループとも関連があります。指示役から実行役に連絡がいきますが、名簿には紙にびっしり住所や氏名そして電話番号、同じ町名がずっと並んでいるということです。
h4>テレグラムなどで詳細な情報をやり取り
首謀者のほかに、間に指示役という人がいたりします。指示役から実行役には詳細な現場情報が送られてくるんですね。テレグラムというメディアを使って情報伝達しています。テレグラムはSNSとしても人気ですが、一定時間が経つとメッセージが消えてしまって、証拠が残りにくいという特徴から使われているようです。
グーグルアースの映像や、どこがどこでという家の間取り、そして「ここから入りやすい」といった具体的な情報が流れてきます。間取り図は手書きで書いてあることもあります。この部屋に金庫があるといった情報もあって、金庫の中に大体いくらぐらい入っているという情報も流れてきます。
周到な下見で防犯カメラや逃走ルートを確認している
家の間取りなど正確な情報をもらって、さらに下見を行ってから、実行になります。リスク回避の為、防犯カメラや逃走経路などを事前にチェックして、リスクを下げるということです。
複数の実行グループで情報を共有
さらに複数の実行グループでこのような情報が共有されているようです。指示役はいくつかのグループに声をかけていて、そのうち一つのグループが、一番早く準備ができたら実行に移すということです。
実際に強盗グループにいた男は、
刺激が欲しかった。ビジネスとして考えている
ということなんです。でも犯罪ですからね。
フィリピンから日本に強制送還されてきた人たちは、携帯電話が一緒に収集されたとしても、それを実際にその人たちが使っていたという裏が取れるかと言うと難しいですよね。22台もあると逆に難しくなってしまうそうです。
犯罪グループが追い詰められて強盗に
特殊詐欺の検挙件数6000件以上になっています。そうした犯罪グループが追い詰められて強盗という方向に走ってるということなんです。
逮捕される確率も高いので、とにかく精度の高い仕事をやりたい
ということです。「押し入ってお金が取れなかった」ということでは、リスクばっかり大きくなってしまいます。
そうならないように、詳細な情報収集行なっています。
指示役や首謀者などを確実に摘発する必要
強盗の実行は電話で指示を受けながら金品を物色していたという情報があります。末端の実行役だけでなく、指示役や首謀者などを確実に摘発する必要があります。また、警察でリストが見つかれば、そういった人たちに事前に注意喚起をすることもできます。とにかく捜査の中では、実際に被害者の方が名簿に載っていたという情報もあったようです。
防犯コンサルタントが指摘する強盗グループの調査電話の方法と強盗対策
防犯コンサルタントの人に有効な対策を教えてもらいたいですよね。
犯罪グループは闇名簿をもとに電話を使って資産状況や家族構成をチェックする
情報収集の実行役が電話をかけていました。闇名簿は毎日書き換わって行きます。使い終わったら×印をつけて、あとで回収してということです。がこういう電話を入れる人たちもバイトとして雇われているようですね。
- 電話番号
- 氏名
- 住所
- 年齢
- 職業
- 家族構成
などの情報もあります。
これまで詐欺被害にあったことがあるかどうか、といったことも情報が流れているようです。
一人暮らしの方が狙われやすい
年齢は高齢者の方ばかりですね。
家族構成が一番重要で、やっぱり一人暮らしの方が狙われやすいということです。
個人情報保護法でも完全には止められない名簿の売買
犯罪グループの情報収集のもとになっているのは、主に所得が高いと思われる有名大学の同窓会名簿や、企業の社員名簿、町内会の名簿などです。
町内会名簿を売り込みに来る人もいれば、ある消防隊員は災害時に支援が必要な高齢者リスト持ち出して販売して逮捕されたということなんです。個人情報保護法によって名簿の売買は制限されていますがまだまだです。
企業のアンケートや世論調査を装った自動音声サービスを使っている
そこに付加価値の高いような預金や株などの資産情報を付け合わせます。企業のアンケートや世論調査のための自動音声サービスを使っているようです。家族構成や資産状況などを、正式な調査だと思わせるようにしてデータを収集しています。効率的に資産がある人物を抽出しているようです。対象者の性格、健康状態、痴呆症、タンス預金の有無、などもアルバイトで募集した一般の方を使って集めています。そのため、このようなアンケート調査などには応じないようにしましょう。
親切そうな電話にも注意する
「子供は家に来ていますか?」とか「一人で大丈夫だった?」とか親切そうにして聞いてくることもあるようです。
「100万円どうしてきますか」と言われたら「えっ」と戸惑えば「100万円は高い」と感じている人なので、そんなにお金は持っていないと考えます。
また「夫婦二人だけで大変ですね」と言われたら、うかつに「夫が死んでしまって一人暮らしだ」なんて答えてしまうのも危険です。
突然の電話でも話を聞いてくれる、おとなしい性格かどうかチェックされています。やはり穏やかな性格な人は狙われているようです。
帰宅時間や出かける時間、ルートをまちまちにする
また、毎日同じ時間に外出して、同じルートを通って同じ方向に行くという生活パターンの場合には、犯人は計画を立てやすくなってきます。帰宅時間や出かける時間、ルートをまちまちにするといった方法も対策です。
パニックルームやセーフヘブンを設ける
海外の治安の悪い国や地域では、寝室の前に金属の柵をつけたパニックルームやセーフヘブンにたてこもこもって助けを求める、助けを待つという考え方があります。日本ではなかなか難しいですが、例えばトイレに立てこもって時間を稼ぐ、トイレのドアを頑丈なものに交換して、通常の鍵の他に補助錠を付けて、時間を稼いだり助けを待つ、立てこもる時だけに使う鍵を設置しておく必要があるかもしれません。
玄関の鍵などなるべく複雑にしておく
セコム研究所は家の防犯対策を研究しています。強盗でも空き巣、侵入盗にしても侵入までに時間がかかるとあきらめることが多いです。犯人が侵入を諦める時間というのが警視庁からデータを出しています。侵入するまでに5分以上手間取ることがあれば、7割ぐらいの犯人は諦めてくれると言うことです。玄関の鍵などなるべく複雑にしておくということです。
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窓ガラスには防犯フィルムを貼る 補助錠を付ける
また侵入箇所が多いのは窓ガラスなので、防犯フィルムを貼ることで割れにくくすることができます。これによって5分かかる場合がありますまた。補助錠は窓ガラスもクレセント錠と別にもう一つか二つ補助錠を付けるおすすめです。下の方だとなるべく上の方が手が届きにくいので上のがおすすめです。
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在宅中も施錠をしておく
防犯カメラの設置以外に在宅中も施錠をしておくのがおすすめです。在宅中に侵入してくることが増えています。ゴミの日、ゴミ出しぐらいのちょっとの時間でも鍵をかけて行きましょう。
置き配を利用する
また宅配便の配達員を装うことがあるので「置き配」を利用するというのがお勧めです。
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最寄りの駅から自宅までの間はイヤホンを外して周囲の物音に気をつける
また家に帰るまでも音楽を聴いているというのは危ないです。最低でも最寄りの駅から自宅までの間はイヤホンを外して、周囲の物音に気をつける。スマートフォンを見ながら帰るというのではなく、あたりを注意しながら帰るというのがおすすめです。
防盗金庫を用意する
また自宅で現金などや資産などを保管しないようにするのがおすすめですが、もし自宅に保管する場合には、普通の金庫ではなく防盗金庫というものがあります。
日本では「20年ぶりに犯罪が増えた」という発表があります。これだけ警察が厳しくてもかなり凶悪な犯罪が増えてきているようです。気を付けていきたいですね。

